【希少自根キュベ】タルラン ラ・ヴィーニュ・ダンタン 2004

#シャンパンお婆ちゃん
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タルラン　ラ・ヴィーニュ・ダンタン 2004
シャルドネ100%
ドサージュ0g

フィロキセラ以前の植樹法で植えられた接ぎ木なしのシャルドネ100％で造られた驚くべき一本。幻のシャンパーニュ

シャンパーニュ地方、ひいてはフランス全土において大変珍しい自根ブドウで造られた希少なブラン・ド・ブラン。生命力を感じる緑がかった黄金色を持ち、活き活きとした泡が立ち上ります。リンゴやライムの芳香に白い花のアロマ。力強さがありながらシャルドネ特有の繊細な香りに満ちています。
瑞々しいフルーツフレーバーがピュアに広がると共に、緻密なミネラルが絹のような滑らかさで感じられます。樽由来のノワゼットやアーモンドのデリケートな風味もあり、フレッシュさと独特な奥行きを持った味わいです。キュヴェ名の『ダンタン』は『古き良き』の意味で、19世紀、フィロキセラ被害以前のシャルドネ本来の姿を今に伝えようとするタルランの思いが込められています。

＜タルランについて＞
家族経営のタルラン家の歴史は古く、葡萄栽培を始めたのは1687年。
先祖ピエール・タルランはドン・ペリニヨンと同時代にブドウ畑を手入れしていたといいます。
前当主のジャン－マリーはCICV（シャンパーニュ委員会）技術部門の責任者を務め、フランス葡萄ワイン技術研究所の元会長という名実ともに実力派のエリートシャンパーニュ職人です。
各区画のブドウを別々に醸造、オーク樽を用いた発酵を得意としています。
本拠地はヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のウイィ村で、遠くにはマルヌ川を見渡せる場所。そのヴェレ・ド・ラ・マルヌ地区は、南向きの斜面が連なり、日照を充分に捉えられる環境のため、葡萄の熟度が高く、アロマが豊かでまろやかなワインが生み出されます。
小規模メゾンですが、所有する13haの葡萄畑は4ヵ所の区画があり、土壌は石灰質、粘土交じりの石灰岩（スパルナシアン）、砂地に分類され、変化に富んでいます。その土地の個性が味わいに生かされ、複雑さを醸し出しています。

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